ペンとフライパン

夫、2歳と0歳の息子と4人の賃貸暮らし、共働きです。ワークライフバランスの実現を目指しつつ、日々思考・行動しています。

シンプルライフを目指すきっかけ② 賃貸暮らしの決意

こんにちは、ユッコです。
二児を持つワーキングマザーです。

シンプルライフを目指そうと思ったきっかけについて、前半はこちら。


そもそも、生活を変えてみようと思ったきっかけは、「賃貸暮らしの決意」でした。


以前は私も、持ち家にしようか賃貸にしようか、真剣に悩んでいたことがありました。

空前の低金利が続き、家を購入する友人もチラホラと出てくる年頃になり、
私たち夫婦の間でも、このまま賃貸暮らしを続けるか否かの話が出るようになりました。
上の子が生まれたこともあって、腰を落ち着けるなら早い方が良い、という焦りもありました。


そんな中で、賃貸暮らしを決意した大きな理由は、義実家の場所でした。

上の子は保育園に入ったばかりでしたし、もう1人くらい子供が欲しいと思っていた一方で、
仕事は続ける気バリバリでしたので、夫以外の協力者が絶対に必要だと思っていました。

家事の外注やファミリーサポートの活用も有用ですが、
子供の急な発熱などのことも考え、やはり親族のサポートは大きいです。

義実家は都内にあり、私たちの住まいから比較的近いため、
現在も多大なるサポートをいただいています。
今後もこの関係を継続するためには、都内に住み続ける必要がありました。
(私たち夫婦の職場は首都圏にあり、私の実家は地方にあります。)


都内で暮らすと決意した後、次はどの地域に住むかを考えました。
仕事をこなした上で子供たちとなるべく長く時間を過ごそうと思うと、
通勤時間を短くすることが重要となります。
そうなると、やはり「都心部にある程度近くかつ駅近」という立地は外せませんでした。

都内で立地が良いファミリー物件となると、やはり高額の物件にならざるを得ません。
購入となるとウン千万円、ローンは30年とか35年になってしまいます。


…30年。下の子も30歳になるまで続くローン。
子供たちが保育園に通い、小学生になり、思春期を過ごして、
大学あたりでは家を出るかもしれず、ひょっとしたら結婚もしてるかもしれない。
そんな家族の変遷を全て充足できる立地と間取り…と借金。

ここまでくると、具体的に家を持つ自分たちの姿が想像できなかったのです。
しかもその頃には、実家や義実家の家屋がどうなっているかも分からないですし。
私や主人の仕事も変わるかもしれないし。


だったら、身軽で住み替えもできる賃貸でいいや、と。
子供が小さいうちは小さく、子供部屋が必要な数年間は大きく、
子供たちが独立したら小さく借り換えて暮らす。
ひょっとしたらトータルでウン百万円損したとしても、
巨額の借金を背負っている時期を人生で持たずにいこうじゃないか、と。

退職したら賃貸を引き払い、キャンピングカーでも借りて夫婦で数年放浪してみるのもいい。
海外にプチ移住するのもいい。
こういった妄想の余地を残しておくことに決めました。


さて、都内で立地の良い賃貸に住む、と決めたわけですが、
こうなると、どうしてもそこそこの広さの物件を選択せざるをえません。

たとえ狭くても、子供の遊ぶスペースを確保しつつ、縮こまらないで生活したい・・・。
たとえ収納スペースが限られていても、モノを管理することに時間をとられたくない・・・。

じゃあモノを減らして、少ないモノを使いやすくしておこう!
そうすれば、住まいを借り換える時も楽だ!!
将来のキャンピングカー暮らしや移住も実現しやすいぞ!!!

これが、シンプルライフを目指すきっかけになりました。


せっかく賃貸暮らしを選択したのだから、
より自由度の高い生活を実現していきたいと思います。